完成を約束する範囲を明らかにする
請負と準委任では、仕事の完成や業務遂行に関する責任の整理が異なります。仕様の不確実さ、検収の方法、報告内容、対価の条件を具体化してください。アジャイルという名称を使っていても、条件が曖昧なら柔軟な変更はできません。
変更を扱う窓口を一本化する
要望を受け付ける人、費用や日程への影響を評価する人、承認する人を決めます。チャットの依頼が正式な変更になるのかも合意します。見積もり、仕様、決定記録を関連付けると、追加請求や作業漏れの確認が容易になります。
成果物に管理権限を含める
ソースコードやデザインだけでなく、ドメイン、クラウド、外部API、リポジトリの管理権限を確認します。契約終了後に会社が運用できる状態を目標に、引き継ぎ資料とアクセス権の変更手順を決めます。第三者のソフトウェアの条件も別途確認が必要です。
法務レビューの前に整理する
保守の範囲、障害対応、権利、秘密保持、終了、責任の上限を論点表にします。個別の条項の適否は取引条件によって変わるため、IPA等の資料と自社の法務確認を組み合わせます。
参考資料と編集について
- 民法(e-Gov法令検索) ↗
- 著作権法(e-Gov法令検索) ↗
- 情報システム・モデル取引・契約書(アジャイル開発版)(独立行政法人情報処理推進機構) ↗
- 情報システム・モデル取引・契約書(第二版)(独立行政法人情報処理推進機構) ↗
- システム開発の健全化に向けて~「情報システム・モデル取引・契約書」から読み解く~(独立行政法人情報処理推進機構) ↗
- 取適法(公正取引委員会) ↗
- 特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(e-Gov法令検索) ↗
新規事業.com の関連ナレッジ ↗をもとに、Otsumuが検証・実装・運用の観点から再編集しました。制度・仕様・サービスの現況は、各提供元の最新情報をご確認ください。
編集:Otsumu株式会社 / 編集日