資金調達 / OTSUMU FIELD NOTES

CVCの設計で、投資の目的と事業連携の責任を分ける

出資すれば協業が進むとは限りません。CVCを検討する際は、投資による収益、技術や市場の学習、事業連携のどれを狙うかを明確にします。複数の目的があっても、判断基準は分けておく必要があります。

01 / FIELD NOTE

形態を運営体制から選ぶ

事業会社による直接投資、ファンドの設計、外部VCへの出資などには違いがあります。案件の発掘、審査、契約、投資後支援を誰が担えるかを確認し、名称より運営能力に合わせて検討します。

02 / FIELD NOTE

連携先の受け皿を決める

投資部門が紹介しても、事業部門に予算や担当者がなければ実証が止まります。連携の目的、検討期限、窓口、費用負担を整理します。出資の条件と商取引の条件を曖昧に混ぜないことが重要です。

03 / FIELD NOTE

評価の時間軸を合わせる

短期の売上と長期の投資成果を同じ尺度で判断しないようにします。経営方針や担当者が変わった場合の継続性も考え、記録と意思決定の体制を用意します。

04 / FIELD NOTE

外部専門家と確認する範囲

投資契約、利益相反、情報管理、会計・税務などは具体的な形態に応じて確認します。公的なガイダンスを論点整理に使い、制度の名称だけで有利不利を決めないようにします。

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