ウェビナーとは
ウェビナーとは、インターネットを使って開催する説明会やセミナーのことです。会場に集まらなくても、遠方の人を含め、多くの人に同じ内容を届けられます。
平たく言えば、「オンラインで開く勉強会」です。顧客の課題に役立つ話をすることで、自社への理解と信頼を深め、相談のきっかけを作ります。
ウェブ(web)とセミナー(seminar)を組み合わせた造語で、略して「ウェビナー」と呼ばれます。録画を後から配信する形式もあります。
仕組み・ポイント
ウェビナーは、開催前、当日、開催後の三つの段階で設計します。
| 段階 | やること | 確認点 |
|---|---|---|
| 開催前 | テーマ決め、集客、案内 | 誰の、どんな悩みに答えるか |
| 当日 | 説明、質疑応答、アンケート | 参加者の反応を拾えているか |
| 開催後 | お礼、録画の共有、個別の連絡 | 次の行動へ自然に進めるか |
運営の要点は次の通りです。
- テーマは、自社の宣伝でなく、参加者の課題解決に絞る。
- 時間は短めにして、質疑応答の時間を確保する。
- 申込み時に、参加の目的や関心を一問だけ尋ねておく。
- 開催後に、参加者の関心に合わせた連絡をする。
申込んだ人の全員が参加するとは限りません。申込みの数、参加の数、最後まで視聴した数、相談に進んだ数を別々に記録します。個人情報の取得の際は、利用目的を明示します。
実務での使い方・具体例
架空のサービスで、「業務の自動化を小さく始める手順」をテーマに、四十分の説明と、二十分の質疑応答のウェビナーを開くとします。申込みの際に、「現在の悩み」を一つ選んでもらいます。
当日は、質疑応答で出た質問を記録し、次回のテーマ候補にします。開催後は、参加者に録画と資料を共有し、悩みの内容に応じて、関連する記事や相談の案内を個別に送ります。
後日、参加者のうち相談に進んだ人、商談になった人の数を確認します。参加者は多いのに相談がない場合は、テーマが広すぎたか、終了後の連絡が弱かった可能性があります。それを次回の設計に反映します。
録画の活用
当日参加できなかった人にも、録画を共有すると、接点を広げられます。ただし録画は、内容が古くなりやすいため、公開の期限や更新の担当を決めておきます。短く編集して、よく聞かれる質問への回答として再利用する方法もあります。
開催の頻度
最初は少ない頻度で開き、参加者の反応を見ながら続けます。頻度を上げることより、一回ごとの内容の質と、開催後の対応を丁寧にするほうが、成果につながりやすくなります。
よくある誤解と注意点
- 申込み者の数だけで成功と判断しないでください。 実際の参加や、その後の反応を見ます。
- 自社の紹介が長いと、参加者の満足が下がります。課題の解決を中心にします。
- 開催後の連絡がないと、せっかくの関心が薄れます。連絡の内容と時期を事前に決めます。
- 機器や通信の不具合が起きる場合に備えて、予備の手段を準備します。
関連用語
- ホワイトペーパー:ウェビナーと併せて配布する資料。
- コンテンツマーケティング:情報提供を通じて顧客を支える活動。
- リードジェネレーション:見込み客との接点を作る活動。
- リードナーチャリング:参加後の検討を支える活動。
- インバウンドマーケティング:顧客から見つけてもらう考え方。
Otsumuに相談できること
開催後の相談への流れまで含めた設計は、事業の段階で最適な形が変わります。テーマの選び方や、反応の見方を一緒に検討できます。 Otsumuでは、指標の定義づけや計測の整え方を KPI設計のご支援 としてご相談いただけます。まだ考えが固まっていない段階でも構いませんので、状況の整理から 30分の無料相談 をご利用ください。
執筆:Otsumu株式会社 / 編集日 2026.10.04