LPとは
LPとは、広告や検索などから最初に訪れた人が着地するページで、一つの目的(問い合わせ、資料請求、申込みなど)に向けて、提案を伝えるページです。
平たく言えば、「来た人に、課題と解決策を伝え、次の一歩を促す専用のページ」です。サイト全体のように多くの情報を並べるのでなく、一つの行動に集中して設計します。
LPはLanding Page(ランディングページ)の略です。広義には、訪問者が最初に着地するどのページも指しますが、日本では、広告の受け皿となる縦長の訴求ページを指すことが多くあります。
仕組み・ポイント
LPの一般的な構成は次の通りです。
| 部分 | 内容 |
|---|---|
| 冒頭 | 誰の、何の課題を解決するか |
| 課題の共感 | 読み手の悩みの具体的な描写 |
| 解決策 | 提供するサービスの内容と特徴 |
| 根拠 | 事例、進め方、よくある質問 |
| 次の行動 | 申込みや相談の案内 |
作る際の要点は次の通りです。
- 流入元(広告、検索語)の意図に合わせて、冒頭の言葉を決める。
- 一つのページで求める行動を一つに絞る。
- 事実に基づく説明にし、誇張や根拠のない断定を避ける。
- 実際に提供できる内容と、約束がずれていないかを確認する。
広告に書いた内容とページの内容が違うと、訪問者はすぐに離れます。広告の約束を、ページの冒頭で受け止める一貫性が、成果の基盤です。表現に関する規制もあるため、広告表示の最新の情報は、公的機関や専門家に確認してください。
実務での使い方・具体例
架空のサービスで、「業務の自動化を、小さく始めたい」という広告の言葉に合わせて、LPの冒頭も同じ言葉で始めます。その後、小さく始める手順を三段階で示し、最後に無料相談への申込みを案内します。
LPに載せる内容は、実際に提供できる範囲に限ります。事例を載せる場合は、顧客の了承を得て、具体的な状況と結果を事実の範囲で書きます。「必ず」「誰でも」といった断定の表現は避けます。
公開後は、訪問者がどこまで読んだか、どこで離れたかを確認します。離れる箇所が分かれば、その部分の説明や構成を見直します。LPの改善は、一度で完成するものでなく、継続して見直していくものです。
公開前の確認
公開する前に、記載内容が事実か、価格や条件の表示が正確か、問い合わせ後の流れが説明されているかを確認します。社内の営業や提供の担当者にも読んでもらい、実際の対応と食い違いがないかを点検します。
流入元ごとのページ
広告の種類や検索語が異なれば、訪問者の関心も異なります。可能であれば、流入元ごとにページの冒頭や事例を変えると、読み手の関心に合いやすくなります。ただし、ページの数が増えるほど更新の手間も増えるため、運用できる範囲に絞って始めます。
よくある誤解と注意点
- LPは長ければよい、短ければよい、というものではありません。 読み手が判断に必要な情報の量で決まります。
- 広告で約束した内容と違うページに誘導すると、信頼を失います。
- 実際には提供できない内容を載せてはいけません。
- 公開して終わりではありません。反応を見て改善を続けます。
関連用語
- LPO(ランディングページ最適化):LPの内容や構成を改善する活動。
- CVR(コンバージョン率):LPの成果を表す割合。
- EFO(入力フォーム最適化):LPの入力フォームの改善。
- リスティング広告(検索連動型広告):LPへ誘導する広告の例。
- A/Bテスト:LPの案を比較する実験。
Otsumuに相談できること
広告の約束とページの内容の一貫性は、提供する価値の整理から決まります。ページの構成や、検証の進め方を一緒に検討できます。 Otsumuでは、指標の定義づけや計測の整え方を KPI設計のご支援 としてご相談いただけます。まだ考えが固まっていない段階でも構いませんので、状況の整理から 30分の無料相談 をご利用ください。
執筆:Otsumu株式会社 / 編集日 2026.10.04