LPOとは
LPOとは、ランディングページを改善して、目的の行動(問い合わせ、申込み、資料請求など)につながる割合を高める活動です。
平たく言えば、「来てくれた人が、迷わずに次の一歩へ進めるように、ページを磨く」取り組みです。冒頭の言葉、構成、表現、導線などを見直します。
LPOはLanding Page Optimization(ランディングページ最適化)の略です。単なる見た目の調整ではなく、読み手の疑問や不安に答えているかを確かめる作業です。
仕組み・ポイント
改善の対象を整理します。
| 対象 | 見直す内容 |
|---|---|
| 冒頭 | 流入元の意図と合っているか |
| 構成 | 読み手の疑問の順に情報が並んでいるか |
| 表現 | 専門用語や断定、誇張がないか |
| 根拠 | 事例や進め方が具体的か |
| 導線 | 次の行動のボタンが分かりやすいか |
進め方は次の通りです。
- 現状の数字(訪問数、離脱の位置、成果までの割合)を記録する。
- 読み手の疑問や不安を、顧客への聞き取りや問い合わせの内容から洗い出す。
- 仮説を立て、一度に変える箇所を絞って修正する。
- 変更の前後や、案の比較で効果を確認する。
成果の数だけを追うと、質の低い申込みが増えることがあります。「誰でも簡単に」のような表現で件数を集めても、サービスに合わない相談が増えれば、営業の負担になります。件数に加えて、相談の質も評価に入れます。
実務での使い方・具体例
架空のサービスで、LPの申込みの割合が低く、ページの中ほどで読み手が離れていることが分かったとします。顧客に聞き取りをすると、「費用の見通しが分からず、問い合わせをためらう」という声が多かったとします。
そこで、費用が何で決まるかを説明する項目を、ページの中ほどに追加します。金額は載せず、決まる要素と、相談の中で見積もりを出す流れを説明します。変更後に、離脱の位置と、相談の割合を確認します。
同時に、相談の内容も確認します。申込みの件数が増えても、サービスの対象外の相談が増えていれば、ページの対象の説明を、より明確にする必要があります。件数と質の両方を見ながら改善を進めます。
優先順位の付け方
改善の候補が多いときは、影響が大きい場所から手を付けます。ページの冒頭や、読み手が最も離れている箇所は、影響が大きい傾向にあります。細かい表現の調整は、大きな課題を片付けた後で十分です。
改善の記録
変更した日付、内容、仮説、結果を一覧にして残しておきます。記録があれば、担当者が変わっても、過去に試した内容を繰り返さずに済みます。うまくいかなかった変更の記録も、貴重な学びとして残します。
よくある誤解と注意点
- 申込みの割合だけを追うと、サービスに合わない相談が増えます。 質も確認します。
- 一度に多くの変更を行うと、何が効果を生んだのか分かりません。
- 数字だけでなく、読み手の疑問や不安の声を確認します。
- 誇張した表現で数字を上げても、長期の信頼を損ないます。
関連用語
- LP(ランディングページ):改善の対象となるページ。
- CVR(コンバージョン率):改善の成果を表す割合。
- EFO(入力フォーム最適化):フォームの改善を扱う活動。
- A/Bテスト:改善の効果を確かめる実験の方法。
- ヒートマップ:ページ上の反応を可視化する方法。
Otsumuに相談できること
ページの改善は、読み手の疑問の把握と、成果の定義の整理が出発点です。改善の優先順位づけや、検証の進め方を一緒に検討できます。 Otsumuでは、指標の定義づけや計測の整え方を KPI設計のご支援 としてご相談いただけます。まだ考えが固まっていない段階でも構いませんので、状況の整理から 30分の無料相談 をご利用ください。
執筆:Otsumu株式会社 / 編集日 2026.10.04